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歯科の再生治療 GTR・EMD

もともと歯を支えている骨や、周りの結合組織(歯根膜)は、ハカイされても再生する力を持っています。この力を引き出す方法が再生治療で、今は以下の2つが認可されています

今までの外科手術では、歯ぐきの表面(上皮)の再生スピードの方が、骨や結合組織よりもはるかに早いため(ウサギとカメのウサギくらい)、再生するスペースがなくなり、伸びてこれませんでした。

そこで、今までの外科治療に、再生を促す工程を加えます。 
開く→掃除する→(+膜や薬を入れる)→閉じて縫う

GTR(組織修復誘導)法
20年くらい前に開発されました。人工的な膜を入れ、歯ぐきの上皮が入り込まないようにスペースを作り、骨や結合組織が自然に再生するよう促す方法です。最近では、エムドゲインに対して、出来る組織の一部が自然の歯と若干違うので(有細胞セメント質・ちょっと弱め)、再生ではなく修復との見方があります。5〜10万程度。
エムドゲイン®法 (エナメルマトリックスデリバティブ)
10年くらい前から行われるようになりました。膜を使わず、再生を導くタンパク質を塗る方法です。歯が生えてくる時と同じ環境を作るので、出来る歯質も本来のもの(無細胞セメント質)と同じに再生されます。 
このタンパク質の商品名がエムドゲインで、ブタの歯の元になる組織(歯胚)から抽出されています。(サト芋の煮汁みたいだそうです)世界30ケ国以上で使用され、日本でも広く行われています。ただ、生物由来製剤だということは、そこはかとなく覚えておいて下さい。15〜20万程度。
  • 適応  骨の吸収が部分的なもの。(残っている骨が多い程良く治る)
  • 期間  半年〜1年くらい。(場合によっては2年)
  • 原則保険はききません。大学病院もしくは歯周病の専門医院へ

どちらもスウェーデンで開発された方法で、歯ぐきも骨も厚くてガッシリした白人をベースにした技術です。アジア人は比較した時歯ぐきも骨も薄いので、煩雑になりムズカシイと言われています。

今は日本でも、自分の細胞(幹細胞・いろいろなものになれる)を使う方法が研究されています。

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